2004年06月22日

電車ネコ〜電車男じゃございません(笑)〜

昨日、アッシが監査役に就任した会社の株主総会後の懇親会に出席したのだが、恐ろしい(?)体験をした。

アッシの右に当社のNo3である専務サマ、右側に子会社の管理課長(通称ネコ氏)という席となった。

ネコ氏はアッシよりも7年ほど先輩であり、当社に入社後、子会社へ転籍となり現在に至っている。

ネコ氏は慎重168cmくらいの比較的ガッシリとした体躯なのだが、いかんせん顔が身体に合わないくらい大きい。さらに首がかなり短い。つまり、ズングリムックリの体系にデカイ御尊顔が乗っかっている、というカンジなのだ。

何故ネコ氏がネコ氏なのかというと、コレがまた、結構伝説的な逸話を持つお方なのだ。

以下は全て他の先輩社員から聞いた「逸話」である。

1.風呂場事件
自分をネコの生まれ変わりと信じているらしい。会社の独身寮の共同風呂に某先輩が入浴していたところ、

「シツレイしま〜す。泥棒ネコがやってきました〜」

と入ってきて、

「足を洗わせて頂きます〜」

と言いながら足だけ洗って風呂場から出て行ってしまったという話がある。
その先輩はあまりの不気味さに腰を抜かしかけたそうだ。

2.激しい鉄ちゃんである
ネコ氏は超鉄ちゃん(鉄道ヲタク)という話である。愛読書は時刻表で、「人間駅すぱーと」と言われるくらい鉄道ダイヤに詳しい。また、殆ど(全て?)駅名や、車両の型番も頭の中に入っているとの事である。

出張でも、新幹線や特急は極力使わないで夜行の急行や鈍行を使い、ワクワクドキドキ状態になる様である。

ネコ氏の前で鉄道関係ネタを振ると、「水を得たネコ」(?)状態となり、延々と鉄道ネタを聞かされる事になるらしい。

鉄ちゃん恐るべし。

3.通勤途中にネコ氏と遭わない様に汁!
某先輩はネコ氏と同じ独身寮に住んでいた時の事だが、某私鉄線に乗っていた際に某先輩とネコ氏が同じ車両に乗っていた。

ネコ氏が某先輩を車内で発見し、大声で某先輩を呼んだ。

「**く〜〜〜〜ん!お〜〜〜〜〜〜〜〜い!」

もう回りの乗客はビクーリ仰天であろう。しかも二人の位置関係は車内の両端だったらしい。

その状態の中、通勤時間帯で混雑している車内の人を掻き分けて某先輩の元に突進してきたらしい。

先輩は最後まで他人のフリをし続けたが、乗客を掻き分けて自分の横まで来たネコ氏に最後まで他人のフリをし続ける事は出来ず、早く次の駅に着かない事かとひたすらに願うばかりの状態だったそうだ。

それ以来、通勤時間帯にネコ氏と遭わない様に細心の注意をしたそうだ。

その他にもネコ氏にまつわる仰天のエピソードは山ほど有るらしいが、思い出すのもイヤなので割愛させて頂く。

話は元にもどるが、前述の様なネコ氏を知っているアッシとしては、極力ネコ氏と話さない様にすべく、右隣の専務と熱く仕事の話をしていたのだが、左の方から変な音が聞こえるのだ。

「ぅん...ぅん...うん...ぅん....うん.......ぅん...」

どうもネコ氏が頷いているのか、他の人の話に相づちを打っているのかよくわからないが、その「音」の出所は疑うまでもなく、ネコ氏であった。

一体誰の話に対して相づちを打っているんだ?

不思議に思いながら右席の専務と仕事の話を続けるアッシ。

「...ぅん.....ぅん........うん....ぅん...」

30分以上もそれは続いた。

その間、ネコ氏は誰とも会話をしていない。

ちょいと河岸を変えて別の席に逃げ、さらに数十分後、専務に呼ばれて仕方なく元の席に戻った。

「........ぅん.......うん.......ぅん...」

まだ続いていたのか〜〜〜〜〜!

怖くなって酔いも醒めてしまったですよ。

暫くしネコ氏は一言も発せずにナゾの頷きを続けていたのだが、話題が取引先のロケーションの話になった途端、

「あ〜〜〜〜、そこは元***線の車庫が有った場所ですね。昭和**年に国鉄とナントカ(私鉄名だったけど覚えてない)が一緒に乗り入れを....」

と、鉄っちゃんパワー全開でまくし立てるのである。

しかし、同席している子会社の皆さんは誰一人としてネコ氏の発言が無かったかの様に宴席でのビジネス談義を続けていた。

(やはり子会社の皆さんもその辺はよく分かってらっしゃるんだなぁ

と、妙に納得してしまった。

その後、ネコ氏が再度同じ様に鉄っちゃんネタ発言をするも、誰一人として相手をせず、寂しい状況となっていた。

宴席は無事に終了したのだが、よく考えてみると、アッシが子会社の監査する時の対応先はネコ氏だという事に気付き、愕然としてしまった。

昨日就任した監査役職だが、早々に辞表を献上した方が良いかもしれない(笑
posted by spa at 22:58| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年06月21日

今週は飲みWEEK〜弊社社長サマとの飲み会対策〜

よく考えてみたら今週は金曜以外は毎日飲み会だったりする。

今日はアッシが監査役に就任(て大げさな言葉を使わなくてもいいが)する子会社の株主総会の後の懇親会。

明日は担当している子会社の株主総会の後の懇親会。

明後日は担当している子会社グループの経理担当者会議の後の飲み会。(中途入社の新入社員の新歓飲み会)

明明後日はもう一社アッシが監査役に就任する子会社の株主総会の後の懇親会。

月〜木までアルコール漬けである。

一番イヤなのは本日の飲み会で、ウチの社長サマが子会社の取締役を兼務しており、残念な事に総会も懇親会も両方ご出席なさると言うことだ。

弊社社長は結構変わった人で、デジタルモノ(家電製品)が大好きなのだ。

デジカメはいつも持ち歩いてあちこち撮りまくっているらしい。イントラネットのご自分のページにいろいろと「今日の出来事」みたいな感じでつまらない事を延々と書きまくるので、変な事言ったらネタになりかねない。

アッシはその社長サマとは仕事では殆ど繋がりは無いのだが、以前やっていた労働組合の関係で仕事以外の話をよくする。

「おまいは少しは静かに仕事してんのかぁ?」

みたいな事をよく言われる。

確かに組合執行部在籍時は団体交渉の席で社長をはじめとした経営陣に対する「厳しい意見」を言いまくっており、その印象が強かったせいなのであろう。(怖いモノ知らずだね、と当時の組合執行部内で言われたのは確かだが(笑))

そんな社長サマ、以前自分のHPでDVDレコーダーは何を買えば良いんだ?みたいな事を言ってたので色々と技術的な事を進言したのだが、恐らくその話や、デジタル製品関係の話を振ってくるに違いない。

取りあえずはネタとしていろいろ準備はしてあるので、その辺の無難な話で今夜は乗り切りたいところである。

本職の経理の話は迂闊に出来ないしなぁ(笑)
posted by spa at 12:46| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年05月18日

訪中準備打合せの巻

今週の日曜から香港のそばにある深センへ行くこととなったのだが、同行される方(Xさんとしましょう)と今日打合せをした。

Xさんは経理部のOBであり、とてもジェントルで聡明な方であり、いつも仕事でお世話になっている方である。ただ、Xさん的には新婚旅行以来の海外渡航らしく、何を持って行けば良いのか?どんな服装で行けば良いのか?などと不安さが読み取れる表情でいろいろと質問してきた。

「ネクタイは極力しない様にしましょう。襲われますから。」

アメリカから安い穀物が中国に流れてきて、都市部周辺の農家は廃業に追い込まれているらしく、そいつらが都市部へ大挙押し寄せて来て、海外からの旅行者を襲うと東京海上の営業マンが先日会議の席で教えてくれた。ちなみにそいつらは「盲流」と呼ばれているとの事である。

「常備薬、特に胃腸薬は持って行くべきですねぇ。」

芋虫やタガメ、ネコやハトなど喰わされる可能性が大ですから...。前回喰わされましたしね。

「ホテルはお姉ちゃんがうろついていないところで予約しましたよ。」

広東省はエイズ患者がこの度3万人をめでたく(?)突破したと東京海上の社内資料にありますた。まぁ、アッシもXさんもそっちの方は行かないので、関係ないか。

「人民元への交換は必要最低限にしましょう。」

円→人民元への交換は簡単にできるが、逆はなかなか出来ない。人民元なんかイラネーヨ!という金融機関が殆どですからねぇ。コンビニで水とか、雑貨を買ったり、タクシー代を払ったりするときしか使わない。基本はカードです。いや、カード決済可能な所にしかイカンですよ。

「成田での待ち合わせは早めにしましょう。さくらラウンジで朝食を食べましょう。」

JALのさくらラウンジはおにぎりやパン、ワインなど食べ放題なので、朝食は抜きで行くのが吉かと思われ。

「行きの機内ではいくらでも飲んで良いですよ。ビジネスクラスは結構マトモなお酒飲ませてくれますから。」

初日は香港から深センへフェリーで渡って、日本からの先発チームと飲むだけだから。まぁ飛行機の中で大変な事にならない程度にしましょう。

「お土産はアッシが近所の浦安ネズミ屋敷で菓子折でも買っていきますんで心配しないで下さい。」

中国人は結構お土産に弱い。特にネズミ屋敷モノであれば、イヤな仕事も少しは前向きに進めてくれるだろう。間違えても東京タワーや金のシャチホコの置物なんか持って行ってはイカンですよ。

「あと、香具師らはいい加減で嘘つきが多いので、なんでもかんでも、しっかりとウラを取って反論できない様に交渉しましょう。」

ええ、会社の役員でさえ、出来ないことを平気な顔して「出来ます」と言う様なお国柄ですからね。中国人全部が全部とは言いませんが、一般的にはその様な方が多いそうですわ。
取りあえず、会社貸与のGSM携帯電話と、海外出張用のモバイルPCの貸出申請をして、海外でもブログ出来る様に...いやいや、仕事が出来る様にしますた。それにしても、GSM携帯って便利です。前回も上海から実家に

「上海ガニ食べる?」

と空港のお土産屋から電話できましたし、迷子になってもこれが有れば誰かしら探してくれるだろう(笑


3泊4日の旅程だが、最終日は香港でお買い物DAYをセットしたので、Xさんも奥さんへのお土産が買えますよ〜、と心配りをしっかりしておきました。

ええ、勿論、自分への心配りでもありますが(W
posted by spa at 12:23| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年04月09日

疲れた時は夜景でも見て...〜会社にて〜

会社のイントラネットにウェブカムから撮った画像が数分おきに更新されておりんす。

天王洲夜景

会社が天王洲に引っ越してきた当初は景色の良さに感動しますたが、最近は夜景を見る時間に会社にいるのがイヤんなっちまいます。

もっとイヤなのは朝日を見る事ですかねぇ(w

今回の年度決算で朝日を見ずに済んで良かったですわ。ハイ。
posted by spa at 22:09| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年03月04日

珍しく早朝出勤した罠>漏れ@会社

今朝は7時過ぎに会社に着いた。

そう、例の子会社のお仕事だ。夜中にホストが走っているので、朝には結果が出ている。

今日は決算を確定させねばならない。

結構憂鬱。

ガンガレ>自分
posted by spa at 08:00| 東京 ☀| Comment(1) | TrackBack(0) | 仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年03月03日

終わんねぇよ〜、あぁ〜終わんね〜 会社からの投稿

今夜は雪が降るらしいですな@東京地方。

現在、広いフロアに人もまばらな天王洲アイル某ビルでつ。

今日は一日中、会計仕訳を追いかけまくってますたよ。
エクセルでフィルタ&ピボットテーブル大会ですわ。

データ量が62,000件だったので、まだエクセルの世界でなんとかなって良かったのですが、いつもの様に100万件くらいの会計仕訳を追いかけるとなると、ホストからMDBファイル作ってエクセルのピボットテーブルから必要なデータをインポートする作業になる。

会社のPCはP4-2GHzのスペックだが、データ量が多すぎて流石にサクサク動かない。(メモリが少ないという説も有るが)

弊社のシステム子会社に新しいシステムを発注する事が多いのだが、なかなか納品からデバッグ終了まで時間がかかる。

1カ所バグをつぶしたら、2カ所のバグが出てくる事は日常茶飯事というSEを多数擁している会社なので、なかなかこちらの書いた仕様書通りのモノが出来ないのである。

今夜はその新しい仕様のプログラムを本番稼働させたのだが、サブシステムの仕訳帳と基幹系システムのGL(総勘定元帳ね)の数字が数千万円単位で違っているため、バグフィックスにお付き合いしているところである。

テストランではそこそこ上手く動いていたのであるが、本番稼働だと、予想外のデータが入ったり、プログラムを流す順番を間違えたりで、本当に逝ってヨス!状態が朝から延々と続いているのである。

今夜はサッカー五輪予選が有るので、早々に帰宅したのであるが、システムエンジニアS氏からバグフィックス終了の連絡がまだ来ない。

1時間以上も連絡が無い。

もぅ帰りたいよぉ...。

放置して帰ってもイイでつか?>漏れ
posted by spa at 20:45| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年03月02日

出来ない事を言うなっ!〜ある会社の「会議5原則」の内容と実際〜

アッシが担当している子会社の棚卸に先日行ってきたワケだが、そこの会議室に「会議5原則」というモノが貼ってあった。

<会議5原則>
1.事前検討・準備の充実
2.開始・終了時刻の厳守
3.ベスト1時間、ベター1.5時間
4.目的の明確化と議決事項の徹底
5.会議資料・議事録の簡素化


・・・素晴らしい御言葉である。

果たしてこの5原則が厳守されているのか?では実際に検証してみよう。

1.事前検討・準備の充実
会議の議題は有るには有るのだが、その議題の本質論と討議する以前に、議題の内容を説明するだけで予定時間を超えてしまい、本題は次回。というパターンが多い。

2.開始・終了時刻の厳守
その会社の会議によく招集されるのだが、主催者が定刻に会議室にいることはほとんど無い。
又、予定時刻前は勿論、予定時刻を遙かに超過するのは毎度の事である。

3.ベスト1時間、ベター1.5時間
項目1の内容で半日、もしくは終日かかる場合もあり、終わる頃にはウンザリしてしまう場合が殆どである。

4.目的の明確化と議決事項の徹底
目的は有る程度分かっているのだが、「じゃ、誰がコレやるの?俺は会議に呼ばれただけだから知らないよ。誰かやるんでしょ?」的な「お客様参加者」ばかりである。勿論、会議中に誰がいつまで何をやるのかなど決める事はまず無い。

5.会議資料・議事録の簡素化
資料が会議中、もしくは事前に配布される事は皆無で、専ら口頭による謎めいた説明で、議事録は忘れた頃にやってくるならまだ良い方で、配布される事はまず無い。

このような状況の会社で、社員も問題意識を持たず、ただひたすらに「前例踏襲」をするのが殆どである。

新製品を作ったのは良いが、量産化する直前に初めて粗利が「赤」となる事が分かったケースも有る。又、日々の業務改善などに関しては全然考えておらず、その場しのぎでいければOKみたいな香具師が殆どである。

こんな香具師らが前述の様な「原則」を満たす様な事が出来るのか?

否、おまいらまとめて逝って来い!と激しく言いたい。

早いところ、この会社の担当を外れたい気持ちで一杯でありんす(激泣)
posted by spa at 23:15| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2003年12月24日

デスマーチ・プロジェクトに気を付けろ!


先日、本棚を整理していたら「デスマーチ」(エドワード・ヨードン=著 松原友夫
/山浦恒央=訳 トッパン ISBN4-8101-8982-1 C3055)を久しぶりに見つけた。
アッシ自身、プログラマでもSEではないが、仕事で本書に出てくる様なとてつもな
い「デスマーチ」プロジェクトに巻き込まれた事がある。

掻い摘んで話をすると、昨年弊社の2事業部門が分社する事となった。経理・原価
計算システム(一応メーカーなのですわ)など、会社の根幹を為すシステムの変更
とそれまで社内事業部間取引だったものを分社に伴い社外取引へ変更するというも
のであった。

何もない所からシステムを構築するのは結構大変な作業であるが、現有の大規模シ
ステムの仕様変更を行うのはもっと「大変」な作業だと言うことが身を以て分かっ
た。

「大変」という言葉の意味合いだが、この場合は分社する事業部門と工場側の方に
プロジェクトマネージャーがいない(いるけど何もしない)という事であった。

そもそも経理部門に所属するアッシとしては、事業部門側で管理しているシステム
についてはそれ程精通している筈ではなく、また、している訳が無い。しかし、分
社する事業部門側は特に自ら「こうしたい」「こう有るべきだ」などといった
「絵」すら書かずにひたすらに鳥の雛の様に口をポカ〜ンと開けて待っているだけ
なのだ。

経理システムありきの会社組織なんて有るわけが無く、「会社の業務が有ってこ
そ」の経理システムなのだ。事業部門から新会社の前提たる条件提示も無い中では
我々としても動きようがない。しかし、分社する日程は既に取締役会で承認を受け
ており、ため息をつきながらタバコを吸っている間に刻一刻とデッドエンドが迫っ
ているのである。

仕方ないので、想定されうるケースを元にシステムの概要を作ったが、それを事業
部門に見せても全くと言っていいほどリアクションが無かった。結局、分社会社の
方針等が決まったのはデッドエンドの3ヶ月前であった(SEが卒倒しそうなスケ
ジュールだ罠)。

そこから地獄の日々が始まった。

経理システムには「原価計算」「基幹系決算システム」「購買システム」など沢山
のシステムが有り、特に原価計算系は従来数品目しか無かった製品を2万アイテム
の品目に分け、さらには同一会社だった工場を生産会社、営業部門を販売会社に分
割するという気違い沙汰とも思える仕様変更を行ったのだ。

工場側の経理スタッフもかなり大変な状況で、実際に死人も出た。

亡くなった方はアッシと同世代の30半ばのまさに働き盛りの世代で、徹夜作業が
続いたせいもあり、心不全で亡くなった。これも元を正せば事業部門のリーダーた
るべき人間がマトモに仕事をしてくれさえすれば「デスマーチ」が発生することを
防げた筈であった。

分社の日を迎え、その一ヶ月後に月次決算を行うので、有る意味分社してから1ヶ
月以内にシステムが完成すれば良かった(ホントに超ギリギリですね)。が、しか
し、そのギリギリのデッドエンドの前日までプログラミングは続いた。いや、正確
には分社後初めての決算を行いながらバグフィックスを行っていたと言うのが正し
い表現かもしれない。

前述の通りの2万点くらいの品目の棚卸資産受払や、分社会社間の会社間取引デー
タのチェックなど、実際に殆どアッシ一人でやった様なものだった。この間、約2
週間は一日も休めず、ピーク時には週4日会社に泊まって完徹し、数万件の会計仕
訳データを作成&チェックした。流石に徹夜4日目には意識も朦朧とし、また、頭
痛がひどい為、会社の近所にある病院に行き診断してもらった。

その時の医者との会話は今考えると明らかに異常だった。

医者:これはマズイ。このまま仕事すると本当に死ぬよ。今すぐ帰宅して睡眠を取
りなさい。

自分:...分かりました。すぐ仕事を終わらせて帰ります。2時くらいには帰れ
るかと思います。

ちなみに診察して貰った時刻は15時くらいだった。

この後2日間、アッシは眠り続けた。

救われたのは、上司である経理職人肌の部長(我々はマイスターと呼び崇めてい
る)が助け船を出してくれた事である。この部長は普段は厳しい方だが、この時は
神に見えた。実際、部長の助けが無かったらプロジェクトは期日通りに終了しな
かったであろう。入社以来、自分の非力さを最も痛感した時でもある。

話は飛んでしまったが、アッシがこのプロジェクトで体験したのは、組織(会社・
分社事業部)から間に合うべくも無い不条理な要求に対して、自分を含め、プログ
ラマーやSEに大して合理的な仕事(納期)の発注を行わねばならない立場の中間
管理職の「悲しさ」であった。
今にして思えば、プロジェクト管理についてもっとシビアに関係部署と交渉してお
けば良かったと後悔する事ばかりであった。

この経験を生かし、最近ではそれなりにプロジェクト管理が少しは出来るように
なってきたが、或る関係者が言うには、「spaさんから来るメールはもの凄い毒が込
められてますよね。なんか全力で担当者を追い込んで逃げられない様にしているで
しょ?」だそうです(笑)。
確かにそうかもしれない。自分自身、どちらかと言うと真面目な方ではないが、や
る時はやるタイプなので、自分勝手かもしれないが、関係者のスケジュール管理ま
で立ち入って勝手に管理してしまう方である。

悲しいかな、弊社の社風はよく言えば「おおらか」、悪く言えば「超アマ」なので
自己管理が出来ない人間は淘汰されず、しっかりと生き延びる事が出来るのであ
る。
人の悪口は言いたく無いが、このプロジェクト管理の要となるべきであった分社事
業部の某課長はまさにその典型であった。(いつかコイツを懲らしめてやろうと心
に誓いマスタ(笑))

さて、この会社がその後どうなったかと言うと、それなりになんとか体裁を為して
いるというか、決算システムもちゃんと稼働している。しかも、業績は好調だった
りする。現在も新たな事業分野へ進出しており、経理システムも更に機能拡張しな
ければならない状況になりつつある。そして、また新たなデスマーチプロジェクト
を生み出そうとしている。

が、幸いな事にアッシはこの分社決算の担当から抜ける予定となっており、気分的
にはそれ程滅入ってはいない。(後任担当には申し訳ない気持ちで一杯だが)

しかし、既に別のデスマーチプロジェクトに巻き込まれていたりもする。

今度の舞台は混沌の聖地、中国だったりする...(鬱
posted by spa at 23:57| シンガポール ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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